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主な用途

比較的低い温度(40℃~)で原料・廃棄物を乾燥させます。

食品関係
酸化や熱劣化を減らし、食材の風味を保持
残渣物、汚泥
産廃処理費用低減、肥料、バイオマス燃料
対象品目
化学工業薬品、医薬品、樹脂、ファインケミカル等の乾燥も可能です。
  • 大型機
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YVD真空撹拌乾燥機の原理

水の沸点は外圧が高くなると上がり、低くなると下がります。
YVD真空攪拌乾燥機は、機内を減圧状態にて加熱することで原料に含んだ水分の沸点を下げ、40℃~の低い温度で原料を乾燥させます。

原料を乾燥機本体に投入後、真空ポンプが稼働して機内を減圧状態にて原料に含まれた水分の沸点を下げます。
同時に乾燥機の二重ジャケットとシャフトに蒸気を導入し、羽根の攪拌作業で熱量を原料に伝え、水分を蒸発させます。
蒸発された水分はサイクロンを通してサーフェイスコンデンサで凝結され、ドレンタンクで収集された後にドレン水の形で排出されます。

YVD真空撹拌乾燥機の特徴

  • 高真空・低温度で原料を乾燥させるため、食品関係で利用される場合は原料の酸化と熱による劣化が少なく、元々の風味を保持できます。
  • 低い温度で原料を乾燥させるため、乾燥機周辺の温度は室温に近いです。
    また乾燥機本体内部は真空状態になり、蒸発した水分はドレン水の形で排出されるため、乾燥工程中は臭気がほとんど発生しません。
  • 熱源として蒸気、温水を利用することが可能です。
  • 通常の乾燥方法と比べて安全性が高いため、無人運転、夜間運転が可能です。

よくある質問

装置の最大、最小処理能力はどれぐらいですか?

最小は30kg/バッチ、最大は数ton/バッチです。
詳細は担当者にご相談ください。

詳しいランニングコストを提示することは可能ですか?

原料種類、処理量、初期品温、仕上品温、処理時間等の情報を提供していただければ、弊社の担当者より詳細なランニングコスト計算書をご提出いたします。

乾燥品の仕上がりを確認したい場合、原料の乾燥試作品を作ってもらうことは可能ですか?

ヤスジマは本社のリサーチラボに小型のテスト機を設けており、設備導入希望のお客様には事前テストの実施をお勧めしています。
テストで乾燥品の仕上がりを直接お客様にご確認いただき、得られたテストデータを実機設計製造のベースにさせていただきます。

真空攪拌乾燥機は圧力容器ですか?操作するために資格は必要ですか?

乾燥機本体は真空のため、圧力容器ではありません。
二重ジャケットに蒸気を 入れる場合は第二種圧力容器になり、1年に1回の定期自主検査などが義務付けられています。
操作資格は特に必要ございません。

事前テストも承ります

リサーチラボでは、お客さまに安心して製品を購入していただくため、事前テストを承っています。
テスト費用は内容、期間に応じて柔軟に対応可能です。

リサーチラボについて詳しく見る