比較的低い温度(40℃~)で原料・廃棄物を乾燥させます。
水の沸点は外圧が高くなると上がり、低くなると下がります。
YVD真空攪拌乾燥機は、機内を減圧状態にて加熱することで原料に含んだ水分の沸点を下げ、40℃~の低い温度で原料を乾燥させます。
原料を乾燥機本体に投入後、真空ポンプが稼働して機内を減圧状態にて原料に含まれた水分の沸点を下げます。
同時に乾燥機の二重ジャケットとシャフトに蒸気を導入し、羽根の攪拌作業で熱量を原料に伝え、水分を蒸発させます。
蒸発された水分はサイクロンを通してサーフェイスコンデンサで凝結され、ドレンタンクで収集された後にドレン水の形で排出されます。
最小は30kg/バッチ、最大は数ton/バッチです。
詳細は担当者にご相談ください。
原料種類、処理量、初期品温、仕上品温、処理時間等の情報を提供していただければ、弊社の担当者より詳細なランニングコスト計算書をご提出いたします。
ヤスジマは本社のリサーチラボに小型のテスト機を設けており、設備導入希望のお客様には事前テストの実施をお勧めしています。
テストで乾燥品の仕上がりを直接お客様にご確認いただき、得られたテストデータを実機設計製造のベースにさせていただきます。
乾燥機本体は真空のため、圧力容器ではありません。
二重ジャケットに蒸気を 入れる場合は第二種圧力容器になり、1年に1回の定期自主検査などが義務付けられています。
操作資格は特に必要ございません。
リサーチラボでは、お客さまに安心して製品を購入していただくため、事前テストを承っています。
テスト費用は内容、期間に応じて柔軟に対応可能です。