主な用途

装置内部を高圧力することで様々な目的を実現できます。

化学

特殊な化学反応

医学や生化学

病原体などを死滅させる滅菌処理（オートクレーブ滅菌）

工学

炭素繊維強化プラスチックなどの複合材の成形（オートクレーブ成形）や人工スレートなどのコンクリートの養生（オートクレーブ養生）

オートクレーブの原理

高い圧力下では、多くの化学反応が常圧（1気圧）の場合よりも早く進行し、常圧ではほとんど見られない反応を起こします。
水分を含む物体を加熱する場合、常圧下では1気圧の水の沸点である100℃付近で物体内部の水分の大部分が水蒸気に変わり失われてしまいますが、高圧下では沸点が上昇し、100℃を大きく超える温度でも水分を保持させたまま物体を加熱することが可能となります。
この特性は、特殊な化学反応や物理的な複合材の成形、医薬や生化学分野では滅菌処理にもに応用されています。

オートクレーブの特徴

小型テスト機から大型機まで幅広い装置の設計・製作が可能です。

よくある質問

設備の大きさはどれぐらいですか？

ヤスジマは処理する原料の処理量と設置現場のスペースに応じて最適な配置方法をご提案いたします。
詳細は担当者にご相談ください。

詳しいランニングコストを提示することは可能ですか？

処理量、処理時間、処理条件などの情報をいただき、弊社の担当者より詳細なランニングコスト生産書をご提出いたします。

メンテナンスはどのように行えばいいですか？

お客様のご要望に応じて定期点検を行います。